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吸音率とは?吸音パネルの効果を数値で見分ける方法と、吸音と防音の違い

4 日前
読了時間: 2分

更新日:14 時間前

吸音率は、音が反射せずに吸収される割合です。周波数ごとの読み方、NRCやαwの意味、吸音と防音の違い、効果が出る吸音パネルの選び方を解説します。


吸音率とは

吸音率(α)は、壁や材料に当たった音のうち、反射されずに吸収される割合です。0はすべて反射、1はすべて吸収を意味します。


材料の吸音率は、残響室でISO 354に沿って測定されます。国内では、JIS A 1409(残響室法吸音率の測定方法)が対応する規格です。JIS A 1409は1998年版で、ISO 354の1985年版に対応しています。ISO 354はその後2003年に改訂されているため、製品データを見るときは、どの規格のどの版で測定したかも確認すると安心です。この測定では、試料の縁の効果などで値が1を超えることもあります。


周波数ごとに見る

吸音率は音の高さ(周波数)ごとに変わります。一般に125Hz〜4kHzの帯域ごとに示されます。


  • 声の聞き取りやすさ: 話し声の中心となる500Hz〜2kHz付近の吸音率

  • 空調や機器の低い音: 125Hz・250Hzなど低い帯域の吸音率


低い音を吸収するには、一般に材料の厚みや壁との間の空気層が必要です。一つの数値だけでなく、帯域ごとの値を確かめることが大切です。


NRCとαw(一つの数値での表し方)

指標

規格

中身

NRC

ASTM C423

250Hz・500Hz・1kHz・2kHzの吸音率の平均

αw(吸音クラスA〜E)

ISO 11654

帯域ごとの値を基準曲線と比べて求める単一値と吸音クラス(A:0.90〜1.00、B:0.80〜0.85、C:0.60〜0.75、D:0.30〜0.55、E:0.15〜0.25)


一つの数値は比較に便利ですが、低い音の性能は見えません。空調音などが気になる部屋では、帯域ごとの値を確認しましょう。


吸音と防音の違い

吸音は、部屋の中で音の反射を減らし、響きを抑えることです。防音(遮音)は、壁や窓を通して音が外に出たり入ってきたりするのを止めることです。


吸音パネルを貼っても「効果がない」と感じる場合、悩みが実は防音の問題だった、あるいは枚数や配置が足りなかった、ということがよくあります。


効果が出る吸音パネルの選び方

  1. 部屋の残響時間を測り、反響の問題か防音の問題かを切り分ける

  2. 帯域ごとの吸音率が公開された製品を選ぶ

  3. 「面積×吸音率」で吸音力を計算し、必要な枚数を試算する

  4. 音が反射しやすい面を中心に配置を決める


デザイン性の高い製品は効果が数値で分からないことが多く、効果が分かる吸音材は内装に合わないことが多いのが現実です。SoundBoxは、デザイン性と全製品の吸音率の公開を両立しています。


吸音率データで失敗しない対策を






 
 
 

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